情報戦ではなく、思考力の就職活動

転職サイト、転職クチコミサイトの使い方

2019年4月入社の新卒就職活動が佳境を迎えています。
8月になると大企業を中心とした経団連会員でも選考が始まります。
内定は10月から解禁になりますが、選考時点から優秀な学生には企業側から積極的なラブコールが送られる事は間違いありません。

期間が短縮されてしまった関係もあり、選考期間もヘタをすれば越年する可能性もあるからです。
越年をしてしまうと、入社式まで時間がないのと人員を配置することが難しくなります。
すでに経団連会員以外の中小企業や中堅企業では多くの内定者を出している関係もあり、8月1日からお盆期間ぐらいが真打ちの登場となり、実質的に就職活動が終盤になります。

オワハラが流行る理由の1つにはこの力関係がそこにはあります。
8月1日以降大手企業が内々定を連発することによって、中堅、中小企業などには内定辞退の連絡がバンバン来てしまい、1人も採用できませんでしたという可能性もあるからです。

そのためグレーゾーンでギリギリの攻防をすることになる。
内々定を出す代わりに、他社の選考を断ってくださいという企業はまだ良い企業ですが、内定者懇談会とか内定者アルバイトなどを開くことによって拘束する企業は採用コストがかさむことになるでしょう。
職業選択の自由を無視して、密室の行為で恐喝まがいのことをやってしまうと、これだけインターネットが普及していますから、炎上してしまうこともありますので、人事としてはコンプライアンス重視で、ヘタを打たない様にしないと企業イメージまでダウンしてしまいます。

学生にとってはいよいよ社会人生活のスタートをきるわけですから、慎重に就職先を選ばなければ、自分のキャリアを台無しにしてしまうことにもなりますから、いろいろな情報を集めていくことになると思います。
就職氷河期とは逆に学生が企業を選択することができる売り手市場のため、企業の人事も必死になりすぎて、オワハラというレッドゾーンに入ってしまったのかも知れません。

明確に志望企業が決まっている人であればいいのですが、そうでない人にとって見てもらいたいのが転職求人サイトや転職クチコミサイトを参考にしてほしい。

転職サイトについては第三者的に書いている求人から、求める人材、求めない人材が書かれていたり、キャリアアップした人の成功体験談が載っている可能性もそこにはあります。
リクナビやenjapanなどメジャーなサイトからマイナーなサイトまでありますから、検索をする際に企業名、求人とかで調べると情報が上位に表示されることもあります。

転職クチコミサイトとは、企業ごとに社風や仕事内容、待遇、残業、昇進など、実際に働いている人しかわからない情報が出ています。
無料で閲覧できるサイトと会員登録をして見られるものがあります。
それぞれのサイトによって形式が異なるので、無料登録が必要であれば、捨てメールアドレスをつくって、無料登録をしておけば問題ありません。

働いているからこそわかる情報の宝庫

就職活動をしている学生さんの9割はリクナビ、マイナビ、みんなの就活など、就職活動をしている学生が投稿している口コミサイトやソーシャルネットでの情報がほとんどです。
これらの内容としてはあくまでも学生での目線で出されている情報であることを理解しておきましょう。
また、就職活動のサイトで人事がアドバイスなどを掲載しているところもありますが、広報宣伝活動の一環であるので、媒体にはネガティブな事は載せませんん。

しかし、転職の口コミサイトは匿名ではありますが、在籍企業や退職した企業の情報が書き込まれています。
実際に働いている人しかわからない情報を書いていることが多くあるため、気になることをピックアップして、面接の質問としてつかうこともできるでしょう。

匿名性であるため、信ぴょう性がいまいちという人もいるかもしれないけど、情報をうまくつかうことを考えてほしい。
ネガティブな情報もあり、ポジティブな情報もあるので、情報の精査ができるようになると、有益なサイトであるということになります。

情報を鵜呑みにするのは危険!?

ぐるなびや食べログ、カスタマレビューのような感覚で見てもらうといいでしょう。
良い評判もあれば、悪い評判もあるので、どちらかに偏って意見が引っ張られないようにしないといけません。

在籍者や退職者の口コミサイトだからといって、全面的に信用するのは危険です。
退職者の多くはその会社の社風や風土、仕事のやり方、人間関係などが合わずにやめた人たちです。
在職者といっても転職をしようとしている人が書き込んでいるかもしれませんから、書かれていることを鵜呑みにして全て信じてしまうということはやめましょう。
場合によっては採用担当者が休日や深夜に自分の会社のイメージを良くしようとして、書き込みをしている可能性もありますし、情報については玉砕混合であるということです。

自分なりのきちんとした判断基準を持っていることでブレない自分であればいいのですが、たいていの場合はネガティブな情報に引っ張られてしまう傾向があるので注意をしてください。

とはいえ、複数の投稿者の意見を比較しながら読んでいくと、働き手の目線で企業の風土やストロングポイント、ウィークポイントが見えてきます。
結束して意図された意見を流せば、不自然なものになる。

例年、大学生に人気のある企業、昇進が出来る企業、ボーナスが多い企業など、いろいろな企業ランキングが就職情報企業から発表されます。
ここに出てくる企業は大手企業や有名企業ばかりです。
労働人口の15%と言われています。

残りの85%は中小企業やベンチャー企業に入社をすることになりますので、個別の情報は極端に減少していくことになります。
零細企業はともかく、100名規模の会社であれば掲載されているケースもあります。
まずは各サイトで就職先の候補を調べておくことが必要でしょう。

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careercreator

1978年生まれ。米国大学院卒業後、仕事でエージェント/企業内人事/研修講師/採用広報/能力開発・人材育成のスペシャリスト/経営企画として活躍。 個人では、キャリアクリエーター/ディスカッションパートナー/ミーティングコンサルタント/経営の家庭教師/転職の家庭教師/パーソナルプロデューサーとして活躍。

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