信用を失う話し方

シナリオ通りに立板に水の話し方は信用を失う

面接では、結論、理由、例示、まとめというパターンが鉄板である。
結論を先にいうことによって、何をいいたいのかすぐに理解することができる。
そして、理由や例示をすることによって、結論に信憑性を持たせて、最後に再度結論を述べる事によって、相手の記憶に残るということになるでしょう。

このフレームについては当たり前のように転職サイトや転職の赤本に載っているものですから、誰しも面接の前に用意をしておくことができてしまうというのが問題です。
自分でシナリオを書いて、立板に水のように流暢に話しをされると、面接官はこれは本当ではないと判断をしてしまい、重箱の隅をつつく質問をしたり、揚げ足を取るような質問を平気で繰り返してするようになります。

例えばあなたが車を購入しようとしていた時に、流暢にセールストークをしてくる営業さんと、使う人が誰なのか、どんな用途で使うのかをしっかりと聞いて、その人達が使うことをイメージできるように話をする営業さんではどちらがいいだろう。

私は後者を選びたい。
なぜなら、使う人、使い方によって車の機能が合っていなければもったいないから。
私も購入を決める際には、親身になってもらえる営業さんを選ぶようにしています。
ローンの支払のこともありますし、いろいろなことを相談しなければならないので、そういう時には商品のことばかり、売り上げのことばかりを考えている営業さんより、きちんとボルトネックを外していきながら、話をしてくれる営業さんを選びます。

面接でも同じですが、自分の言いたいことをずらずらといって、輝かしい経歴ですから、御社でも活躍できますとアピールをされてしまうと言われると、逆に怪しいと思われてしまうことに気づいていません。

年齢を重ねるとプレゼンテーションのちからもつきますし、ウソを突き通す知恵もありますから、面接官を騙そうとすれば騙せてしまいます。
こういう人はある程度まで成績が上がりますが、トップまではいきません。

ぼちぼちの人材ということがよくあります。

なぜなら、マニュアルには限界があるからです。
マニュアルに書いていることについてはいろいろと対応できるので、一見すると仕事ができるように見えます。
しかし、修羅場をくぐったことが無かったり、マニュアルから逸脱すると、何もできなくなってしまうということがあります。
そこから何を学び、何を考え、どう行動するかで、トップを目指せる人材に変化をします。

私もお客様とのコミュニケーションから業界のこと、会社のことなど、ホームページやインターネットではない情報をいただくことができたから、マニュアルから脱出することができ、社長賞を受賞することができました。

その他大勢の中に埋もれてしまう人なのか、エッジの利いた人材なのかというのは、人徳、人間性であるということがいえるのではないでしょうか。
現場の声や生の声を知っていると思わせることができれば、2つ目の関門を突破することができるのではないでしょうか。

ことばや態度からにじみ出てくることがあり、これは感覚的な部分になりますが、妙に説得力があったり、信ぴょう性があると思うことがよくあります。
本音で語るということは重要です。

日本人は本音と建前の二面性をもっており、嫌われたくないという心理が働くため、建前で話をしてしまう傾向が最近特に増えています。
それでは他者との差別化をすることができません。

面接官をやっているとよくあるのが、開き直ってしまった応募者ほど最強な人はいません。
流暢にいろいろなことばで着飾った人と開き直ってしまった人では何が違うのでしょうか。
それは生の声を知っているということが言霊となって面接官に届いていることです。
あなたしか知らない事実を述べることがここで言う本音の部分です。

面接なれをしている面接官や人事は、この差をズバッと見抜くことができます。
ボディーランゲージではないのですが、無意識に話し方、抑揚、声のトーンが変わったりします。
ウソをついている、話を盛っているという時には後ろめたい部分があるので、表情やことばが微妙に変化をしていることに気づいていない応募者がほとんどです。
それは緊張をしているから、俯瞰の位置から自分の応対を見ることができていないから。
面接官に隙を与える事は、墓穴を掘ることになるので注意をしましょう。

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careercreator

1978年生まれ。米国大学院卒業後、仕事でエージェント/企業内人事/研修講師/採用広報/能力開発・人材育成のスペシャリスト/経営企画として活躍。 個人では、キャリアクリエーター/ディスカッションパートナー/ミーティングコンサルタント/経営の家庭教師/転職の家庭教師/パーソナルプロデューサーとして活躍。

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